スイングを頭の中から
アップデートする時が来た
何の世界でもパラダイムシフトが起きた後は、それまで「良かったこと」と「悪かったこと」が逆転する現象が生まれます。
ゴルフスイングという技術世界においても、今まさにその逆転現象が起きています。
世界の第一線で活躍するプロ達のスイングが変わり、今まで良しとされたスイング理論が通用しない時代がやってきました。
しかし、その逆転現象はアマチュアゴルファーの方にとっては大きなチャンスと言えます。
なぜなら、その変化によってゴルフスイングはどんどんシンプルなものになっていくからです。
これからはスイングを簡単なもにする新しい理論がどんどん生まれるでしょう。
そして、その新しい理論によってプロゴルファーだけではなく、アマチュアゴルファーの方のスイングもレベルアップしていくのが予想されます。
まさに現代はプロとアマのスイングの差がどんどん無くなっていく時代に突入したのです。
変わる世界のスイング
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一番の変化はダウンスイングをフラット下ろす選手が増えてきたというところですね。
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それはなぜでしょう?
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しかし私の考えは違っていて、単純にフラットなダウンスイングの方が安定して良いショットが打てるということに皆が気が付いただけだと思います。
一昔前はアップライト気味に振る選手が多かったですよね。
特に1960年代にジャック・二クラウスが登場してからはアップライト派の選手のほうが多数派な時代が続いていましたね。
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二クラウス登場以前のプロのスイングを見返してみると、サム・スニードやベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤーなどのフラットなスイングの選手も多かったですから。
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そのフラットスイング主流時代から二クラウスの影響でアップライトスイングが主流になり、また時が経ってフラットスイング主流時代に戻ってきたということですね。
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ただ、その中でも極端なアップライトスイングはなくなっても、ややアップライトなスイングの選手は活躍するでしょうね。
今で言えばババ・ワトソンみたいな。
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世界のスイングはフラット派多めではあるけど、ややアップライト派との二分化のまま進んでいくということですね。
時代を超えた共通ポイントとは?
アマチュアゴルファーの方にとって大事なのは、時代や流行りに関係ないトップ選手たちの共通ポイントを真似することです。
その大事な共通ポイントを押さえておけばフラットでもアップライトでも自分に合った方で良いというわけですね。
切り返しでクラブを立てないことが共通ポイントです。
実際にアップライトスイングも代表である昔のニクラウスのスイングを観ても切り返しでクラブは全く立っていませんね。
切り返しで上げたクラブよりもクラブが立ってしまうと、次の写真のように赤ラインと青ラインがクロスした状態になります。
このダウンスイングになると、その反動でインパクトでのハンドアップの動きが大きくなってミート率が極端に下がってしまいます。
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逆にフラットスイングでもアップライトスイングでもこのダウンスイングにならなければミート率の良いスイングになります。
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シンプル理論によって
プロとアマのスイング差はなくなる
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長い歴史の中でスイングが移り変わり、それによって新しい理論が生まれスイングはシンプル化していきます。
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こういう理論の進歩はアマチュアゴルファーの方にとっても大きなメリットになりますよね。
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もうすでにその時代は始まっていますよ。