スコアをアップすることは簡単です。
ここでいうスコアアップとは、今の平均スコアを5打~10打縮めるという意味です。
これは、ベストスコアを更新することよりも価値があります。
なぜなら、平均スコアを縮めるということは一時的な調子の良さではなく、実力そのものを上げないとできないことだからです。
では、どうすればそのスコアアップが可能になるのか?
今回はそのポイントについて考えてみます。
スコアアップの方法は
ミート率を上げること
プロのデータから見る
スコアアップのポイント
スコアアップに一番必要なことはドライバーショットからアプローチショットまでのミート率を上げることです。
ミート率が上がらないことには、常に良いスコアでラウンドすることは難しくなります。
プロの場合はスコアメイクに最も重要なショットは180ヤード~200ヤードの距離のパーオン率だというデータがあります。
ちなみに、その次に大事なのがドライバーの飛距離です。
つまり、ドライバーで距離が出せて、尚且つミドルアイアンが上手い選手が世界のトップランカーになれるというわけです。
大事なのはドライバーの飛距離と
150ヤードをグリーンに乗せる確率
このデータはアマチュアゴルファーで考えた場合も同じと言えます。
しかし、アマの方はプロよりも短い距離でラウンドする場合がほとんどなので、ドライバーの飛距離はプロほど飛ばなくて良いし、200ヤードの距離が乗る確率を上げなくても良いわけです。
アマの方が平均して良いスコアを出すためには、ドライバーの飛距離で230ヤード、グリーンに乗せる距離も150ヤードまでの確率が高くなれば十分だと言えます。
しかもボールが止まる位置はピンそばでなくても、グリーンのどこか、もしくはカラーでも良いのです。
そうなると、いかにクラブフェースの芯にボールを当てるかということが大事なことというのがお分かり頂けると思います。
これはドライバーショットで飛距離を出すことを考えても同じです。
芯でボールを捉える、つまりミート率を上げることがスコアアップのための最善の策となります。
そのために大事なのはやはりスイングです。
特にミート率に直結する切り返し~ダウンスイングの動きを良くすることで、スコアは必ずアップします。
傾斜からのショットのミート率も
ダウンスイングが決める
ここで問題になるのが、コースは練習場と違って傾斜があるということです。
平らではない足場やボールの状況でも確実にグリーンに乗せていける技術が必要です。
しかし、この傾斜からのミート率も切り返し~ダウンスイングの動きが良くなれば自然と上がってきます。
まとめ
アマチュアゴルファーの方は、150ヤードまでの距離をグリーンに乗せる確率を上げることと、ドライバーの飛距離を伸ばすことで確実にスコアアップできる。