練習場でもコースでもいい加減になりやすいのがフィニッシュです。
特にコースでは、打った後のフィニッシュをしっかりと止まっているというアマチュアゴルファー方はあまり見かけることがありません。
今回はスイングバランスを良くする上で非常に大事なフィニッシュについて考えてみましょう。
なぜフィニッシュが
止まれないのか?
打った後に止まることくらいは簡単なそうですが、実際はそうでもありません。
私はこれには大きく分けて2つの原因があると思います。
原因1
クラブの振り遅れ
まずひとつ目は他の様々なミスの原因と同様にクラブが振り遅れる動きがフィニッシュを止まれなくしているということです。
これはインパクトでの振り遅れを強引にフォローで取り返そうとしてバランスを崩してしまうという技術的な問題です。
力み過ぎや振り過ぎが原因でクラブが振り遅れることがフィニッシュで止まれないスイングになります。
振り遅れを改善してバランスの良いスイングを作りましょう。
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原因2
フィニッシュを止まるという意識が弱い
ふたつ目は単純に意識の問題です。
アマチュアゴルファーの方は全般的にフィニッシュは止まらなければならないという意識が弱いのでフィニッシュが崩れたスイングになりがちです。
例え良いショットを打ったときでも最後のフィニッシュはいい加減になっている場合がほとんどだと思います。
勿体無いことにそれだと安定感のあるスイングは身に付かないので、続けて良いショットを打てる確率は低くなってしまいます。
いつもしっかりとフィニッシュを決めるためには、本来ゴルフのスイングとはボールを打った後は必ずフィニッシュは止まるものだという強い意識が必要です。
打つことに一生懸命になり過ぎてるとフィニッシュで止まる意識は弱くなります。
いつでも必ず最後を止まるという意識を持ってスイングしましょう。
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綺麗なフィニッシュを作るためのストレッチ法
綺麗なフィニッシュをするためにはある程度の身体の柔軟性は必要です。
身体が硬い人はウォーミングアップや練習の合間にストレッチを入れて柔軟性をアップさせましょう。
片方の手でクラブヘッドを掴んだ状態で上半身をしっかりと捻って10秒程キープします。このとき左足の向きはなるべく変えないようにして、下半身は踏ん張っておきましょう。
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まとめ
良いスイングをすればフィニッシュの形も勝手に良くなると思われている方も多いかもしれません。
しかし、実際は止まろうと強く意識していないとしっかりとしたフィニッシュは作れません。
いきなりコースで良い形を作るのは難しいことなので、まずは練習場や素振りでいつでもフィニッシュが止まれる癖をつけることをおすすめします。