今回はボディターンスイングについて解説します。
そもそもボディターンとはどういう動きなのか?
どうすればプロのようなボディターンスイングを身に付けることができるのか?
そこを詳しく解説したいと思いますので、ボディターンスイングを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
ボディターンスイングとは?
ボディターンスイングとはその名の通り身体の回転でボールを打つスイングです。
とは言え回転とは、身体のどこを回転させれることなのか分からないという方は多いはずです。
その正解は胸を回転させるです。
なぜなら首から下の人間の背骨は胸椎、つまり胸の部分しか捻れないからです。
解剖学で解説すると腰椎が1度〜5度しか捻れないのに対して胸椎は45度捻れます。
この解剖学的な視点で観ると腰を回転させるというのが間違いだと言えます。
(物理的に捻れない腰を無理に捻ると怪我にも繋がりますので要注意です)
つまり、身体で回転できる部位は胸のみなので、ボディターンスイングとは胸の回転で打つスイングということです。
ボディターンスイングの作り方
ではボディターンスイングの練習で意識すべきポイントについて詳しく解説していきます。
アドレス
胸をスムーズに回転させるためには、アドレスの姿勢がとても大事です。
特に意識すべきポイントが頭の位置です。
顎が前に出て頭が垂れて構えてしまうと胸が回らなくなってしまいます。
逆にアドレスでやや顎を引いた状態にすることで、頭の位置が良いポジションにセットされて胸が回りやすくなります。
バックスイング
バックスイングは、切り返し以降のスイングの後半への助走です。
フィニッシュまでスムーズに胸を回転させるためには、まずバックスイングで胸をしっかりと捻っておく必要があります。
そこで重要なのが、胸以外の身体の部分はなるべく止めておくということです。
頭、腰、脚は動かさない意識で胸だけを捻りましょう。
切り返し〜フィニッシュ
切り返しからフィニッシュまで意識することはただ一つ胸の回転を止めないということです。
特にインパクトでは、ボールに当てたい意識が強くなるため胸の回転を止めてしまう方が多くいます。
胸の回転が止まると、手を使い過ぎることになりスイングに詰りが生まれます。
この詰り現象はミート率を大きく下げる原因になります。
切り返しからは胸の回転とクラブヘッドが一緒に動くイメージで一気にフィニッシュまで回転していきましょう。
まとめ
ボディターンスイングとは胸の回転で打つスイングです。