なぜゴルフスイングは利き目に逆らってはいけないのか?

当ブログのレッスン記事では何度もご説明しているスイングと利き目の関係ですが、今回は改めてその重要性について検証してみます。

 

利き目で変わる
ゴルフスイング

利き目の意識で何が変わるのか?

利き目とミート率の関係

私も昔は利き目はあまり考えないレッスンをしていたのですが、この利き目とスイングの関係性に気付いてからは必ずその人の利き目を調べてもらってからそれに合わせた動きでスイングを治していくようにしています。

つまり、利き目が右か左かで教え方を変えているということですが、そのやり方にしてからまず圧倒的に変わったのがミート率です。

長年レッスンをしている方でも、この利き目理論を取り入れる前と後とではボールを芯で捉える確率が確実に変化しています。

私のレッスンでは、利き目によって動きを変えるというやり方で多くの方のミート率がアップしています。

 

利き目に逆らうと
なぜ上手くいかないのか?

これには2つの原因があると思います。

【原因1】
利き目に逆らうと力む

ひとつは見えないことが力みに繋がるということです。

人間の見るという本能は強いので、スイング中にボールが見えないということは凄く不安なことです。

その不安が力みに繋がってミート率を落とす原因となります。

この力みは、特に利き目が大きく影響するトップからダウンスイングへの切り返しでの動きに顕著に現れます。

この現象は、バックスイングで利き目に逆らった顔の動きをしたことで失ったボールとの距離感を慌てて切り返しで取り戻そうとすることが原因だと考えられます。

その力みによって、切り返しが早くなったり、過度に力んだりとスイングのミスに繋がってしまいます。

ボールが見えないという不安で力みが生まれ、その力みがミスショットの原因となります。

特にバックスイングで利き目に逆らった顔の動きをしてしまうとボールが見えなくなったり、ボールとの距離感が狂ってしまいます。それを修正しようと慌てることが切り返しでの力みになります。

 

【原因2】
利き目に逆らうとカット軌道になる

もうひとつがスイング軌道の問題です。

人間がクラブでボールを打とうとするとゴルフの基本的な握り方や構え方の影響で大半の方のスイングは自然とアウトサイドインの軌道になります。

利き目に逆らった動きでスイング中にボールがよく見えなかったり、ボールとの距離感が掴めないと、当てたいという意識がその本来の振りやすい動きであるアウトサイドインの動きを更に助長していまします。

これは自分でも何度もビデオを撮りながら実験しましたが、利き目に合わせた動きをするのとしないのとでは、明らかに切り返し〜ダウンスイングでのクラブの軌道が変わってしまいます。

自分では同じようにインサイドからダウンスイングしようと思っていても、利き目と逆の動きをした場合は切り返しにどうしてもアウトサイドインの動きが入ってしまいます。

最初からアウトサイドインのカット軌道でスイングしようとしていれば問題はないのでしょうが、インサイドからクラブを下ろそうとしている場合は意識と実際の動きが違ってしまう訳ですからミスになる確率が高くなります。

ボールが見えないことで当てようのする意識が強くなり、本能的に振りやすいアウトサイドインの軌道のスイングになってしまいます。

 

左右それぞれの利き目で
気を付けるポイントとは

利き目が右か左かで動きは変えるべきなので、当然それぞれに気を付けるポイントも違ってきます。

右利き目の人が気を付けるべきポイントとは?

右が利き目の人はバックスイング〜トップでボールを見失わないためにアドレスの顔の向きを変えないまま我慢しておく必要があります。

そこで重要になってくるのが首の柔軟性です。

首が硬いと最初は我慢できても、バックスイングの途中からトップで顔の向きが変わってしまいます。

そうなるとボールが見えなくなったり、ボールとの距離感を失ってしまいミスになります。

右利き目の人は首が硬いとスイングの前半でボールが見えなくなり、ミスになる可能性が高くなります。

アドレスの顔の向きがキープできるように普段からセルフマッサージやストレッチなどで首回りを柔らかくしておきましょう。

 

左利き目の人が気を付けるべきポイントとは?

左が利き目の人の理想的な動きとして、バックスイングの始動からトップまでの間のどこかで顔の向きを変えて左目でボールを見やすくする動作が必要になります。

そのときに注意したいのが頭の横への動き過ぎです。

利き目が左の人の場合は頭が横に流れてもボールが見えてしまうので、スエーの動きが過剰になる可能性が高くなります。

おそらくその方が身体を捻りやすいと感じるのでしょう。

しかし、それでは切り返しで頭を振り戻す動きが入ってしまい、ダフりやトップのミスが出やすくなります。

左利き目の人はついつい頭が横に動き過ぎるになるので要注意です。

なるべく顔の向きだけを変える意識でバックスイングしましょう。

 

簡単な利き目の調べ方

まずは写真のように手で輪を作って、何らかのターゲットが両目で見て輪の真ん中に来るように合わせます。

その状態から左右片目づつ交互に目を閉じて見たときにそのターゲットがズレないほうが利き目となります。

 

まとめ

  • 利き目に合わせた顔の動きだとミート率が良くなる
  • 利き目に逆らったスイングでは力みやすく、またカット軌道になりやすい
  • 右利き目の人が良いスイングをするには首の柔軟性が必要
  • 左利き目の人は横への頭の動き過ぎに注意

 

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下田 信司
(しもだ しんじ)

1972年 愛媛県宇和島市生まれ

ゴルフコーチ

イス軸法インストラクター

2001年より独自のゴルフ理論を駆使して東京、大阪、愛媛にてアマチュアゴルファーからプロゴルファーまで幅広くレッスン活動を続ける。

また、長年のスイング研究を元に本当に上手くなれる練習器具を開発中。

2022年

◆西山創氏が開発した身体の体軸を5秒で作れる「イス軸法」に出会い感銘を受けインストラクターの資格を取る。

その後、本格的の体軸を活かしたゴルフスイングの研究を始める。

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下田 信司 (しもだ しんじ)
ゴルフコーチ

2001年より独自のゴルフ理論を駆使して東京、大阪、愛媛にてアマチュアゴルファーからプロゴルファーまで幅広くレッスン活動を続ける。

また、長年のスイング研究を元に本当に上手くなれる練習器具を開発中。

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