スコアメイクにおいて飛距離のアドバンテージは大きい。
良いスコアでラウンドするためには、当然セカンドショットを短いクラブで打てた方が有利だ。
もちろん、誰もがロングヒッターになれるわけではない。
とはいえ、自分の持っているポテンシャルは最大限に活かしたい。
力に頼るのではなく、動きの連動でボールに効率良く力を伝えることができれば飛距離は伸ばせる。
まさに技術で飛ばすということだ。
しかしその技術的な飛距離アップの方法には、体得するまでの訓練と時間が必要になる。
ゴルフを仕事にしているプロは別として、アマチュアゴルファーの皆さんにそれを要求するのは酷だと思う。
できれば短期間で飛距離を伸ばす方法があれば救われる人は多いだろう。
実はそんな夢のような方法がある。
それは呼吸によって飛距離を伸ばす方法だ。
呼吸で飛距離が伸びる
呼吸による飛距離アップには、爆発呼吸というものを使う。
それは、一瞬で強く息を吐き出すやり方だ。
インパクトの直前に強く息を吐き出すことで瞬発的に力が出せる。
少し練習は必要だかこれは決して難しくはない。
子供から大人まで、年齢性別に関係なく短時間で体得できる簡単な方法だ。
飛距離アップ呼吸法のやり方
まずアドレスに入りながら、ゆっくり息を吐く。
次にバックスイングでクラブを上げながら鼻から息を吸い込む。
トップで軽く息を止めておいて、インパクトの直前に口から短く強く一気の息を吐き出す。
飛距離アップ呼吸の注意点
爆発の呼吸は短く強く息を吐くのがポイント。
飛距離アップ呼吸の練習方法
息を吐く練習方法として、ストローを咥えての練習がおすすめ。
最初はスイングしない状態で練習していきながら、慣れてきたら実際にその呼吸を使ってボールを打ってみる。
また息を吐くことは、無駄な力みをとるという効果もある。
力まないで効率良く力が出せるというのは、まさに一石二鳥の方法だと言える。
短時間で飛距離アップしたいという方はぜひ試して頂きたい。
下田 信司