私は30年近いスイング研究によって、多くの人が確実に上手くなれるスイング理論をみつけたつもりだ。
この先はこの理論をなるべく多くのゴルファーに伝えていきたいと考えている。
ここでの伝えるとは、理論を確実に実行してもらえるようにしっかりと伝えるという意味だ。
そういう意味では直接レッスンをするのがベストではある。
しかし、直接のレッスンでは伝えられる人数が限られてしまう。
もっとより多くの人に効率良く伝えるには、「書く」「撮る」「作る」の3つ方法しかない。
書くとは、理論を書籍化して出版するか、またはこのブログようにネットを使って情報発信をする方法だ。
次に撮るとは、YouTubeやインスタなどのSNSを使って動画にして配信する方法だ。
やはりこれもネットを使う今主流のやり方だが、以前にも書いたように文章や動画は体感を伴わない分伝わり方が弱い。
理論を知ってもらう入り口としては良い方法なのだが、それでは私の思う確実に伝えるという意味からは遠くなってしまう。
仮に認知度が上がったとしても、その先のゴールはレッスンになるのが一般的だ。
そうなると、先程も言ったようにレッスンには伝える人数の限界があるという問題に戻ってしまう。
つまりこのサイクルを実行しても、より多くのゴルファーに確実に理論を伝えるという本来の目的は達成できないということになる。
そこで3つ目の「作る」だ。
これは理論を落とし込んだ練習器具を作って広める方法だ。
練習器具を使う最大のメリットは動きを体感できるというところだ。
これなら良い器具を考えて形にできれば、自分のスイング理論を多くの人に確実に伝えることができる。
それが今現在、私が練習器具の開発をメインの職業にしている理由だ。
自分が考えた練習器具で日本全体のゴルファーのレベルを上げたいと真剣に考えている。
「日本人ゴルファーレベルアップ計画」
実現に向けて努力したい。
下田 信司