どの分野でも人を育てるということは大変なことだと思います。
人の成長に携わるということはやりがいのあることでもありますが、その反面大変な責任を負うことでもあります。
私もこれまで多くのジュニアゴルファーを指導してきましたが、正直大変な思い出しかありません。
今回はそういう経験から学んだ人を育てる大事なポイントについて少しお話ししてみたいと思います。
ポイント1
結果に対して理不尽な態度をとらない
選手を強くしたい気持ちはわかります。
しかし、まずは育てる側が目先の結果に囚われずに長い目で見守る心の余裕が必要です。
例え悪い結果の時でも、なぜ上手くいかなかったかを一緒に考えることが重要で、その結果に対して怒ることは選手の可能性を潰すことはあっても成長させることはまずありません。
ポイント2
自信をつける
これも凄く大事なポイントは、いかに自信をつけさせながら成長させてあげられるかです。
ここでいう自信とは慢心的な根拠のない自信ではなく、しっかりとした根拠のある本物の自信のことです。
どんな分野でも自信のある人は強いものです。
しかし、大事なのはその自信が継続的に持ち続けることができるものなのかということです。
根拠のない自信というのは崩れやすくもろいものです。
選手が何事にも動じない強い自信を持ち続けるためには、しっかりとした根拠がある自信をつけてあげる必要があります。